「会計は税金申告のためにあるのでは‥‥。」とお考えの経営者もいらっしゃるくらい、会計を専門家に任せきりにしてしまっているケースが多いように感じています。
会計を経営活動に活かせるかどうかは、お客さまのパートナーである会計事務所が提供するサービスの質と、両者のコミュニケーションや信頼関係にあると思います。会計業務から出来上がった数字やグラフを、わかりやすくしっかりとお客さまにご理解いただき、経営と節税に活かす。
そして、これからの経営の指針にもつなげていくことが会計業務の役割です。
会計業務は、日々の現金の出入りを記帳した現金出納帳や、現金以外の取引きを記録した振替伝票の作成から始まります。もちろん、これらの記録(領収証や請求書)の保管も必要です。
- □会計事務所で記帳業務を受託している場合は、
- 上記の会計資料を基に、入力業務や資料との突合せ・確認業務をおこない、毎月の損益状況や資産負債の動きをご報告いたします。
- □お客さま側で記帳業務をおこなっている場合は、
- 記帳業務を拝見し、内容の確認や訂正・修正をおこないながら記帳業務を指導いたします。そして、毎月の損益状況や資産負債の動きをご報告いたします。
ここで大切なのは、単に損益や資産負債の報告をするだけでなく、私たち会計士の専門的な目、客観的な目で、経費節減や節税、これからの経営の在り方をお客さまと一緒に考えることにあります。